皆さん例えば楽譜を買ってきて「この曲をコピーしよう!」
と思った事はありませんか?
その時に重要になってくるのがリズムの読み方(リズムの取り方)です。
読譜(どくふ)とも言います。
では「読譜(リズムや楽譜の読み方)」が分かると、どういった事が出来るようになるのか?
簡単に説明すると、
「どの音をどれだけ伸ばして弾くのか?」
「どこがダウンピッキングで、どこがアップピッキングなのか?」
「空ピッキングはどこで入れるのか?」
を理解して弾けるようになります。
結果的に正確なリズムで弾けるようになる手助けとなります。
リズムはギターを弾く上でとても重要です。
ここでは触れませんが「リズムの読み方」を理解した上でメトロノームを使って練習することが大切です。
ここではリズムの読み方を練習していきたいと思います。
基本の8分音符のリズムパターン
まずは基本となる8分音符でアップピッキングとダウンピッキングを練習してみましょう。
(音符については音符と休符をご覧ください。)
※Emコードは5弦2fを中指、4弦2fを薬指で押さえ、他の弦は全て開放弦で鳴らします。
基本パターンです。
8分音符での基本のリズムパターンです。
「1と2と3と4と」とありますが、「1と」の部分が1拍目、「2と」の部分が2拍目、「3と」が3拍目、「4と」が4拍目になります。
更に「1(数字)」の部分が表のリズム、「と」の部分が裏のリズムになります。
では次のフレーズを弾いてみましょう。
8分音符でのリズムパターン練習
「1と」と「3と」の、「と」の部分で空ピッキングを入れます。
空ピッキングについてはこちらのページをご覧ください。
※赤い点の部分です。
※赤点の部分の音は切らないで伸ばしてください。
基本パターンの「1と」「3と」の部分の音同士がくっつき、
「1」「3」の部分が8分音符ではなく、
4分音符(=8分音符2つ分)になっています。
先程の基本パターンを「タタタタ・タタタタ」とすると、
これは「タータタ・タータタ」というリズムです。
以下で別のリズムパターンも弾いてみましょう。
先ほどと同様に赤点の部分で空ピッキングを入れます。
これは基本パターンの「2と」「4と」の部分の音同士がくっつき、
「2」「4」の部分が8分音符ではなく、
4分音符(=8分音符2つ分)になっています。
「タタター・タタター」というリズムです。
赤点で空ピッキングを入れます。
これは基本パターンの「1と2と」と「3と4と」の
「と2」と「と4」の部分の音同士がくっつき、
1拍目と3拍目の裏の「と」の部分が8分音符ではなく、
4分音符(=8分音符2つ分)になっています。
「タタータ・タタータ」というリズムです。
これは空ピッキングの部分が増えています。
基本パターンの「1と2と」と「3と4と」の
「1と2」と「3と4」の部分の音同士がくっつき、
「1」と「3」の部分が8分音符ではなく、
付点4分音符(=8分音符3つ分)になっています。
※付点音符については、「音符と休符」のページをご覧ください。
「ターータ・ターータ」というリズムです。
音を伸ばす部分だけ速くなったりしないように、
空ピッキングをしっかりと意識し、ダウンアップともに
同じ速度で弾いてください。
いかがでしたでしょうか?
上記のリズムが弾けた方は、
次の項目「★重要★リズムの読み方②」で、
これらのリズムをミックスした譜面で練習していきましょう。