ギター初心者の練習方法「何から練習すればいいか分からない!」を解決
この記事では、ギター初心者の方に向けた練習方法を「音楽の3大要素」に沿って順にまとめて解説しています。
これからギターを始めようと思っている方や、既にギターを練習しているけど知っておきたい!という方にお勧めです。
「音楽の3大要素」を理解しておく事の練習でのメリットは、ギターをバランス良く上達できるようになる事です。
早速見ていきましょう!
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音楽の3大要素とは?
リズム、メロディ、ハーモニー(コード=和音)
「リズム、メロディ、ハーモニー(コード)」のことを【音楽の3大要素】と呼び、音楽の基本部分となっています。
ハーモニー(コード)は和音(わおん)とも呼びます。つまり「コード=和音」です。
和音とは、【2つ以上の音を同時に鳴らす事】です。
ざっくり分かりやすくバンドで例えると、
【リズム】
ドラム、ベース
【メロディ】
ボーカル
【ハーモニー(コード)】
バンド全体、ギター、キーボード
となります。
理由1.価格が安く、手軽に始めやすい。
理由2.【音楽の3大要素】である「リズム、メロディ、ハーモニー(コード)」が全て含まれている。
”理由2.【音楽の3大要素】である「リズム、メロディ、ハーモニー(コード)」が全て含まれている。”ですが、ソロギターなどはすごく分かりやすいです。
ソロギターというのは、歌なしで【ギター1本】で曲を演奏することです。ソロギターには「リズム、メロディ、ハーモニー(コード)」が全て含まれています。
また、Youtubeなどでのギターの演奏動画を思い出してみてください。
ソロギターに限らず、ギターには、リズム楽器としての側面、メロディ楽器としての側面、ハーモニー(コード)楽器としての側面、全ての要素が含まれており、演奏することができます。
つまりできることが幅広いんですね。
その為、ギターは人気の高い楽器となっています。
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練習前に!ギターチューニングのやり方とTAB譜(タブ譜)の読み方
ギターチューニングのやり方
ギターを弾く前には必ずチューニングをして弦の音を合わせてください。
正しい音感が身につきます。
チューニングに関しては下記の記事にまとめていますのでご覧ください。
※各弦のチューニングの出音(でおと)が実際に分かるサイトへのリンクも掲載しています。
ギターのTAB譜(タブ譜)の読み方
TAB譜(タブ譜)とは、ギター用の楽譜のことです。
以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
ギターの弦の並び順とフレットについて
TAB譜(タブ譜)の読み方はギターと連動しています。
下記のTAB譜だと、1小節目が「1弦の5f(フレット)」を、2小節目が「2弦の2f(フレット)」を押さえて弾くということを表しています。
ギター初心者【リズム】練習方法
この記事では、【右手=ストローク・ピッキング(弦を弾く)をする手】【左手=弦を押さえる手】として進めていきます。
レフティー(左利きの方・右手で弦を押さえ、左手でストローク・ピッキングをする方)は置き換えて練習してください。
曲のコピー練習で【リズム】の力を付けたい方は、「バッキング(=バッキングギター)」を繰り返し練習すると効果的です。
一般的にギターにおいて「バッキングとは」、メインメロディの裏で弾いているギターパートを指します。
バンドを例にすると、ボーカルが歌っている部分で、弾いている(鳴っている)ギターパートのことを指します。
反対にギターソロやメインメロディを弾く場合のギターは「リードギター」と呼ばれます。
コード弾きのリズム練習
まず、コードを弾くことを「ストローク」と呼びます。
ここでの第一の目的はストロークでの右手のリズム強化練習です。
その為、最初はコードを押さえなくてOKです。左手は弦を何も押さえず全て開放弦で弾いてください。(フレットをどこも押さえずに鳴らすこと)。
下記のリズムパターン#1~#6を順番に弾き、ストロークのリズムを強化・練習していきましょう!
どちらも【弦を弾く】ことは共通ですが、【ストローク】はコードを弾くこと、【ピッキング】は音を1音ずつ弾いていくこと(=単音弾き)を指すことが、ギターにおいては一般的です。
リズムパターン#1【基本のパターン】
まずは動画をご覧ください。これが【基本パターン】になります。
ダウンとアップで交互に弾いていきます。
はダウンストローク(またはダウンピッキング)を表します。ダウンは6弦側から1弦側に向かって弾くことです。
はアップストローク(またはアップピッキング)を表します。アップは1弦側から6弦側に向かって弾くことです。
6弦は一番太い弦、逆に1弦は一番細い弦です。
動画が観られない場合はページを更新してください。
楽譜をクリックすると拡大表示されます。
リズムパターン#2
続いて【リズムパターン2】を弾いてみましょう。
楽譜内の赤文字・(V)の箇所は【空ピッキング】(からピッキング)と言います。
リズムキープ(リズムを一定に保つこと)をする為に、弾かない部分はピック(または指)を弦に当てずに空振りすることです。
詳しくは下記の動画をご覧ください。
動画が観られない場合はページを更新してください。
リズムパターン#3
同様に次も弾いてみましょう。【リズムパターン3】です。
上記で出た、「空ピッキング」を意識しリズムを一定に保てるように練習します。
リズムパターン#4
続いて【リズムパターン4】です。赤文字の部分と()内のピッキングは空ピッキングをする箇所です。
慣れてくると楽譜やTAB譜を見ただけで、どこがダウンピッキングでどこがアップピッキングか、どこに空ピッキングを入れるのか、が分かるようになります。
リズムパターン#5
【リズムパターン5】です。付点4分音符(ふてんしぶおんぷ)というものが出てきますが、ここでは難しく考えなくて大丈夫です。しっかりと空ピッキングを意識して弾いてみてください。
※付点4分音符は、「8分音符3つ分」の音の長さと同じです。
リズムパターン#6
リズムのラストは【リズムパターン6】です。頑張って弾いてみましょう。
ギター初心者【メロディ】練習方法
曲のコピー練習で【メロディ】の力を付けたい方は、「ギターソロ」や「間奏」、「イントロ」などのメインのメロディを繰り返し練習すると効果的です。一般的に「リードギター」と呼ばれる部分です。
メロディ弾きの練習
ストロークの時、右手は弦から離れていましたが、今回のようなメロディ弾き(単音弾き)をする際は右手(手刀の辺り)をギターのブリッジ付近に置いてピッキングしてください。
理由はピックが狙った弦にヒットしやすくなり、ピッキングが安定するためです。
メロディパターン#1
「ドレミファソラシド」のことを【Cメジャースケール】と呼びます。明るい響きの音階(スケール)です。
コードと同様にスケールにも色んな種類がありますが、ここではCメジャースケールを使用した練習フレーズが出てきます。
コードに響きがあるように、スケールにもそれぞれ特有の響きがあるということを覚えておくと良いでしょう。
余談ですが、ダウンピッキングとアップピッキングを交互に弾くことを【オルタネイトピッキング】と呼びます。
メロディパターン#2
先程のCメジャースケールにリズム変化を付けたフレーズ練習です。
空ピッキングに注意しながら弾いてみてください。ストロークの時のように大きく空振りする必要はありません。
メロディパターン#3
これもCメジャースケールを使用した練習フレーズですが、よりフレーズっぽい雰囲気になっています。
動画が観られない場合はページを更新してください。
Cメジャースケール練習方法と覚え方
上記のメロディ練習で出てきた【Cメジャースケール】をもっと詳しく知りたい方、指板図を見ながら覚え方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ギター初心者【ハーモニー(コード=和音)】練習方法
ハーモニー(コード)弾きの練習
ハーモニーパターン#1
上記「リズム練習」で練習したリズムパターン#1~#6をミックスしたものです。
左手は何も押さえず全て開放弦でOKですので、まずは弾いてみましょう。
ハーモニーパターン#2
上の「ハーモニーパターン#1」と全く同じリズムですが、こちらはそれにコードを付けた練習です。
ここで出てくるコードの詳細はこの記事の一番下にまとめていますのでご覧ください。
ハーモニーパターン#3
最後は少し難しいですがぜひ挑戦してみてください。
「空ピッキング」と「リズムカウント(1と2と~)」の表記がないので、上記のリズムパターン練習を元に「どこに空ピッキングが入るのか?」を考えながら弾いてみてください。最初はゆっくりからで大丈夫です。
動画が観られない場合はページを更新してください。
コードに関しては新たに「セーハコード(=バレーコード)」が出てきます。「セーハ(=バレー)」とは指一本で複数の弦を同時に押さえることです。
この【ハーモニーパターン#3】だと具体的には「F(エフメジャーコード)」「Fm(エフマイナーコード)」「C(シーメジャーコード)」「Cm(シーマイナーコード)」がセーハコードにあたります。
「C(シーメジャーコード)」については2種類の押さえ方(形)が出てきますが、どちらも正しい「C(シーメジャーコード)」です。ギターは同じコードネームでも色んな押さえ方が存在する、ということを覚えておいてください。
セーハコードについて知りたい方は下記の記事をご覧ください。具体的な押さえるコツなどをまとめています。
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【追記です!(2024年11月19日)】
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ギター初心者向けコードと押さえ方のまとめ
上記「ハーモニーパターン#2」で出てくるコードを以下にまとめました。
Em7(11)(イーマイナーセブンイレブンス)は全て開放弦を弾くため、ここでは省略しています。
Amのギターでの押さえ方|エーマイナーコード
Emのギターでの押さえ方|イーマイナーコード
Gのギターでの押さえ方|ジーメジャーコード
Cのギターでの押さえ方|シーメジャーコード
セーハコード(=バレーコード)の押さえ方とコツなど
セーハとバレーの違いとは?
セーハは【スペイン語】、バレーは【英語】という言葉の違いはありますが、セーハもバレーもギターにおいては同じ意味で、1本の指で複数の弦を同時に押さえることを指します。
セーハ・バレーを含むコードのことを、「セーハコード」や「バレーコード」と呼びます。
クラシックギターでは【セーハ】、エレキギターやアコースティックギターでは【バレー】という言葉を使う場合もありますが、実際はどちらの言葉を使っても大丈夫です。
コードでセーハ(バレー)が疲れる、鳴らない時の対処法
手が疲れる原因はネックの裏に置いている親指に力が入り過ぎているためです。しかし、これは誰もが一度は通る道です。最初はしっかり音を鳴らせるように思いっきり力を入れてしまいますが、でも最初はそれでOKなんです。
慣れてくると考えなくても「指が形を覚えてくれる」ようになります。そうすると必要最低限の力でセーハコードが鳴るようになります。つまり疲れづらくなってきます。大事なのは継続です。
音が鳴らない時はセーハの指を弦に当てる部分が違っているかもしれません。または爪が長すぎてギターの指板に爪が当たり、しっかりと弦を押さえられていない可能性もあります。このあたりは一人ひとり原因が異なりますので、一度プロやスクールの体験レッスンなどで見てもらい、アドバイスを貰うのがおすすめです。
セーハコードの押さえ方とコツ
上記の「ハーモニーパターン#3」で出てくる【セーハコード】について知りたい方は下記の記事をご覧ください。具体的な押さえるコツなどをまとめています。
ギター初心者の練習方法【音楽の3大要素】まとめ
ギター初心者の方に向け、音楽の3大要素に沿って練習方法を解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
音楽の3大要素を知り、それに沿って練習することでバランス良く上達することが出来るようになります。
具体的なフレーズや動画も交えて解説していますので、是非!実際にギターを手にとって記事を見ながら練習してみてください。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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オンラインギターレッスン、Dee Music School(ディーミュージックスクール)代表/講師 細野 泰広